国家資格
保安・技術
火薬類保安責任者
火薬類の安全管理を担う専門資格
火薬類取扱保安責任者は、火薬類の安全な取り扱いを法律に基づいて管理する専門家です。この資格を取得することで、火薬類の保管、運搬、使用に関する安全管理をおこなうことができるようになります。また、この資格の保有者は火薬類の取り扱いに関する法律や規制に精通しており、事故防止のための指導や監督もおこないます。火薬類取扱保安責任者の資格所有者の役割はさまざまです。主な仕事内容としては、火薬類の安全な保管方法の確立、運搬時の安全対策の策定、使用時の安全指導、そして緊急時の対応計画の策定と実行があります。これらの業務を通じて、火薬類を取り扱うことで起こり得るリスクを最小限に抑え、安全な作業環境を確保することが目的です。
資格を取得することのメリット
火薬類取扱保安責任者の資格を取得することには、多くのメリットがあります。よく挙げられる主なメリットは、火薬を取り扱う幅広い現場で管理や監督業務を担当できること、転職や就職、キャリアアップなどに活かすことができること、そして知識と技術を向上させることができる点です。特に、建設業界や特定の工業分野では、安全管理の専門家として高く評価されることが多く、資格を持つことでより良い条件での雇用が期待できます。
合格するまでの流れ
火薬類取扱保安責任者の資格を取得するためには、専門的な試験に合格する必要があります。試験は毎年9月上旬に実施され、受験には18,000円の手数料がかかります。受験資格は特に制限がなく、18歳以上であれば誰でも受験可能ですが、専門的な内容が多く問われるため、火薬類に関する基本的な知識を持っていることが望ましいとされています。合格基準は各科目60点以上で、合格率は例年50%以上です。
詳細情報
受験の条件 | 受験資格は特に制限がなく、18歳以上であれば誰でも受験可能。 |
|---|---|
試験方法 | 試験科目は「火薬類取締に関する法令」と「一般火薬学」の2つ。 |
試験日程 | 試験は毎年9月上旬の日曜日に実施。 |
試験開催地 | 全国各地で実施。 |
受験料 | 18,000円 |
免除科目 | 一定の資格を保有している場合や、大学や高校などで一定の科目を学んでいる場合に一部の試験が免除される。 |
登録・更新 | 願書の受付は6月下旬頃から開始。 |
主催団体 | 公益財団法人全国火薬類保安協会。 |
試験内容


