民間資格
情報・IT
情報・サイバーセキュリティ管理士

情報漏洩対策の専門知識を身につけるチャンス
情報セキュリティ管理士は、情報漏洩を未然に防ぐための知識を認定する資格です。近年、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる中で、企業や組織において情報セキュリティの重要性が増しています。この資格を取得することで、情報セキュリティに関する幅広い知識を習得し、実務に活かすことができます。試験は年に4回実施され、受験者は情報セキュリティの基礎から脅威対策、コンピュータの一般知識までを学ぶことが求められます。合格後は、上位資格である情報セキュリティ監査人へのステップアップも可能です。資格取得は、ネットワーク部門やセキュリティ技術者、管理職など、幅広い職種において役立ちます。特に、情報管理を担当する方や、セキュリティに興味のある学生にとっては、キャリアの選択肢を広げる大きなメリットとなるでしょう。
詳細情報
受験の条件 | この試験の受験にあたって、年齢・学歴・国籍・職種などによる特別な受験制限は設けられておらず、どなたでも受験可能です。 つまり、技術者だけではなく、事務部門・管理部門・営業部門といった“情報セキュリティ/サイバーセキュリティに関わる可能性のある職務”を担当されている方や、将来そのような役割を担いたいと考えている方も対象となります。 |
|---|---|
試験方法 | 年4回の試験を実施。 |
試験日程 | 本試験は、例年5月、8月、11月、翌年2月の 年4回 実施されている試験です。 申込期間・会場・形式(公開会場/CBT/オンライン)などもその都度案内されています。受験を検討される場合には、直近の回の申込期間・受験形式を公式サイトで確認しましょう。 |
試験開催地 | 本試験は、受験者の利便性を図るため、以下の3つの受験形態が用意されています。 公開会場受験 全国の主要都市に設けられた会場において、マークシート方式で受験。通常、以下の会場で実施されます。 札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・名古屋・大阪・福岡 CBT方式 全国のテストセンター(PC端末利用)で受験可能。会場費用が別途かかります。 オンライン IBT方式 自宅やオフィス等、インターネット接続環境・Webカメラ(360度対応)環境を整えた状態で受験可能。Webカメラの貸出制度があります。 このように、受験者の地理的・時間的な制約にも対応できる体制が整備されています。公開会場・CBT・オンラインいずれでも試験日・時間は統一されており、申込前に自身が希望する形式・会場の空席状況を確認することが望まれます。 |
受験料 | 受験料は、一般受験者が11,000円(税込)です。 学生は割引が適用され、8,800円(税込)です。 なお、CBT会場を利用する際には別途2000円、オンライン IBT形式のWebカメラは無料ですが、送料(往復)1,200円がかかります。 |
免除科目 | 特になし。 |
登録・更新 | ホームページからの申し込み。 |
主催団体 |
一般財団法人全日本情報学習振興協会 試験の詳細/お申込みはこちら |
試験内容
本試験は3科目構成となっており、各科目ごとに合格基準(70%以上など)が設けられています。以下、科目別に出題範囲・形式・特徴を整理します。
科目構成
Ⅰ.情報セキュリティ総論
情報セキュリティおよびサイバーセキュリティの目的・意義、情報資産とは何か、守るべき情報資産の種類、リスクマネジメント/リスクアセスメント/リスク対応、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)・自主規制・法令規制・プライバシーマーク制度など。
問題数は80問、試験時間は60分、合格基準は70%以上が求められます。
Ⅱ.脅威と情報セキュリティ対策①
人的・物理的・環境的な脅威とその対策:紙媒体・設備機器・モバイル機器・SNS利用・入退管理・ゾーニング・建物・設備・災害・事業継続(BCP)など。 サイバー分野における物理侵入、防災・障害対策、モバイル端末利用のリスク、SNSを介した情報拡散リスク、建物・機器管理なども含まれます。
Ⅲ.脅威と情報セキュリティ対策②
コンピュータ・ネットワーク・電子媒体・外部攻撃等、純技術・サイバー攻撃面からの脅威およびその対策:パスワード・認証方式・アクセス制御・マルウェア・不正アクセス・電子メール・無線LAN・暗号技術・セキュア通信・電子媒体管理など。
「サイバーセキュリティ」の観点が特に強く、従来の「情報セキュリティ」枠を超えて、クラウド・IoT・ネットワーク攻撃などの領域が含まれる情報もあります。
出題形式・時間・問題数・合格基準
制限時間は120分(2時間)となっており、合計問題数は180問です。
各科目ごとに70%以上の正答率が合格基準とされており、問題の難易度により調整し、70%以下でも合格とする場合があります。
出題のポイント・学習上の留意点
本試験は、管理・リーダー的立場に必要な「マネジメント」「リスク」「法令」「組織対応」「運用体制」など“制度・管理”面の知識比重が高いですが、サイバー攻撃・ネットワーク・IoT・クラウド・モバイルなど“技術・運用”の知識も含まれています。
非技術部門(総務・法務・営業・人事など)でも受験対象となっており、そのためIT・セキュリティ初心者でも「管理・運用の視点」「リスク意識」「組織対応力」を中心に学習できるよう出題構成が配慮されていると考えられます。
しかし、技術的知識(認証方式・暗号・無線LAN・クラウド)も出題範囲にあるため、基礎的なIT用語・システム構成・ネットワーク・クラウド構成などを抑えておくことが重要です。
過去問・模擬試験を活用し、「各科目70%以上」という合格基準をクリアできる演習を重ねることが望まれます。なお、科目別に出題範囲が明確化されているため、科目ごとの得意・不得意を分析しながら学習を進めると効率が上がります。
「サイバーセキュリティ」の観点が特に強く、従来の「情報セキュリティ」枠を超えて、クラウド・IoT・ネットワーク攻撃などの領域が含まれる情報もあります。
出題形式・時間・問題数・合格基準
制限時間は120分(2時間)となっており、合計問題数は180問です。
各科目ごとに70%以上の正答率が合格基準とされており、問題の難易度により調整し、70%以下でも合格とする場合があります。
出題のポイント・学習上の留意点
本試験は、管理・リーダー的立場に必要な「マネジメント」「リスク」「法令」「組織対応」「運用体制」など“制度・管理”面の知識比重が高いですが、サイバー攻撃・ネットワーク・IoT・クラウド・モバイルなど“技術・運用”の知識も含まれています。
非技術部門(総務・法務・営業・人事など)でも受験対象となっており、そのためIT・セキュリティ初心者でも「管理・運用の視点」「リスク意識」「組織対応力」を中心に学習できるよう出題構成が配慮されていると考えられます。
しかし、技術的知識(認証方式・暗号・無線LAN・クラウド)も出題範囲にあるため、基礎的なIT用語・システム構成・ネットワーク・クラウド構成などを抑えておくことが重要です。
過去問・模擬試験を活用し、「各科目70%以上」という合格基準をクリアできる演習を重ねることが望まれます。なお、科目別に出題範囲が明確化されているため、科目ごとの得意・不得意を分析しながら学習を進めると効率が上がります。
参考教材のご紹介



