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労働法務士

労働法務士認定試験で労働法の専門知識を身につけよう

労働法務士認定試験は、労働法に関する深い理解を求める資格であり、特に「働き方改革」に関連する法令や条文が中心に出題されます。労働法は企業の人事や法務担当者にとって不可欠な知識であり、労働環境の改善やトラブルの解決に役立ちます。
この試験は誰でも受験可能で、労働法の全般にわたる知識を測る内容となっており、合格することで専門家としての信頼性を高めることができます。難易度は中程度で、しっかりとした学習が求められますが、合格後は企業内でのキャリアアップや転職活動においても大きなアドバンテージとなるでしょう。

詳細情報

受験の条件

年齢・学歴・職歴等の制限はありません。どなたでも受験可能です。受験方式は公開会場・CBT・オンラインIBTから選択できます。

試験方法

CBTまたはIBT形式で実施

試験日程

6月・9月・12月・3月の年4回の定期実施です。申込期間は回ごとに告知されるため、最新の募集ページの案内(開始・終了時刻、申込期限、方式別の注意事項)を確認しましょう。

試験開催地

公開会場受験は、以下の都市を中心に実施されます。
北海道(札幌)
東北(仙台)
関東(東京、横浜)
中部(名古屋)
近畿(大阪、京都、神戸)
中国(岡山)
九州(福岡)

CBT受験は全国のテストセンターにて実施され、地域による受験機会の偏りが少ないことが特徴です。IBT形式では自宅からの受験が可能であり、時間的・地理的制約の少ない受験が実現されています。

受験料

受験料は16,500円(税込)です。
学生については学割制度があり、13,200円(税込)で受験できます。
CBT方式を利用する場合には、別途2,000円(税込)の会場費が必要です。

免除科目

登録・更新

主催団体

一般財団法人 全日本情報学習振興協会
試験の詳細/お申込みはこちら

試験内容

試験は労働法全般を対象としており、主に以下の分野から出題されます。

労働法総論
労働法の意義や歴史、憲法における勤労権や労働三権、国際労働基準との関係を扱います。
雇用関係法
労働契約の成立・変更・終了、就業規則の作成と変更、解雇や懲戒、賃金・労働時間・休日・休暇制度を中心に出題されます。育児休業、介護休業、妊産婦保護など、近年注目される分野も含まれます。
労働安全衛生法関係
職場の安全管理体制や衛生委員会、安全配慮義務、健康診断の実施、過労死やメンタルヘルス対策など、労働者の安全と健康に関わる規制を問います。
労災補償制度
労災保険制度に基づく業務災害・通勤災害の認定、給付内容や請求手続き、企業の補償責任の範囲が出題されます。
労使関係法
労働組合の権利、団体交渉、団体行動、不当労働行為の禁止など、労使関係の根幹をなす制度が中心です。労働関係調整法も範囲に含まれます。
雇用保障法制
雇用保険制度、雇用調整助成金、再就職支援など、雇用の安定や継続に関する制度について出題されます。
労働紛争解決制度
労働審判制度やあっせん・調停、ADR、裁判による救済手段など、労働紛争を解決する仕組みを問います。
その他関連法規
男女雇用機会均等法、障害者雇用促進法、高年齢者雇用安定法などの周辺法規も出題範囲に含まれます。

試験はマークシート形式で60問程度が出題され、試験時間は150分です。合格基準は70%以上の正答率とされています。問題は条文の知識だけでなく、判例や実務的な判断を踏まえた理解を求める設問が多く、労務管理の現場に即したケーススタディ形式の出題も行われます。知識を単に暗記するだけではなく、実際に活用できる力が問われる点が特徴です。

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